久しぶりにコラムを更新いたします。

騒音問題

船員の健康、聴覚保護を観点とした騒音の低減に対して、
IMOによる騒音基準値が決議されたこともあり、低騒音で快適な居住環境が求められています。

慣れてしまえばということにはなりそうですが、
船の中は主機や補機など、エンジンの音や振動でとても静かとは言えませんね。

そんな騒音に朗報です!!

先日、ディーゼルエンジンメーカーの赤阪鐵工所が船舶向けの防音室の販売を始めたそうです。

船舶向け防音室「マーリエ」

 

 
赤阪鐵工所の記事
http://www.akasaka-diesel.jp/wp/wp-content/uploads/2018/05/boon.pdf

日経新聞の記事
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3213751022062018L61000/

記事によると、楽器など音漏れ対策で使われている住宅用の防音室を応用し、

船内の居室や機関制御室などで使えるようにしたとのことです。

どんどん船内の環境が良くなっていけば、船員不足の対策にもつながると思います。

ディーゼルエンジンメーカーが防音室を手がけるという発想が素晴らしいと感じました。

使われた方の感想を聞いてみたいですね!