日本のパナマ運河！？

新年明けましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりました。

遅くなりましたが、新年のご挨拶とさせていただきます。

本年も宜しくお願い致しますm(__)m

パナマ運河

ところでみなさん、パナマ運河を御存じですか？！

パナマ運河はパナマ地峡を通り太平洋と大西洋（カリブ海）を結ぶ、

世界最大の閘門（こうもん）式運河です。

閘門式の運河とは、閘門（水門）で水位を調節（上下）することによって、

船を行き来させるというもので、いわば「水のエレベーター」です。

断面図にするとこんな感じだそうです。

高さ26メートル！

パナマ運河では、この水のエレベーターにより

船を海抜の高さ26メートルにあるガツン湖（ガトゥン湖）まで上昇させます。

26メートルはビルの9階ぐらいに相当します。

この高さまで船を上昇させることができるなんてすごいですね！

レオナルド・ダ・ヴィンチ

この閘門を考案したのは、あの有名なレオナルド・ダ・ヴィンチ！！

ここで名前が出てくるとは、思いませんでした！

レオナルド・ダ・ヴィンチと言えば「モナ・リザ」「最後の晩餐」のイメージですが、

なんと建築、数学、生理学、物理学、天文学など様々な分野で業績を残した多才な人物。

マルチな才能で「万能人」という異名で親しまれているのですね。

知りませんでした（恥）大変驚きました！

なんと、、

この多才なダ・ヴィンチが考案したパナマ運河閘門式が日本にあるのです。

そう。尼崎に！

尼ロック（尼崎閘門）　日本最大級の閘門

兵庫県尼崎市臨海部の運河および河川と尼崎港を隔てる閘門。通称：尼ロック

尼崎港の入口で24時間体制で市域の1/3を占める「ゼロメートル地帯」の安全を守っています。

工業地帯として発展している尼崎ですが、工業用地下水を汲み上げ続けた結果、地盤沈下が発生し海面よりも低い「ゼロメートル地帯」が発生する問題がありました。

そこで潮位の高い海水を防ぐ為、尼崎閘門が設置されたということです。

入港する際に水のエレベーターで降りてくるというわけですね。

ちなみに尼ロックという名前は一般募集されて決められた愛称で、

閘門が英語でLock Gateという事から考えられたようです。ロックですね！

こんなかわいいイラストもあるのですね。

アクセス

この尼ロックは見学もできるようですので、

一度行ってみようかなと思います。それでは。